４月２１日より令和7年度高校軟式野球春季埼玉県大会が開催され、軟式野球部が準優勝となりました。

１回戦（川口東）・２回戦（伊奈学園総合）は堅実に勝ち抜き、関東大会出場をかけた準決勝は４月２６日、慶應義塾志木高校との対戦となりました。

準決勝では序盤に２点を先制するも中盤に逆転を許し、逆に２点を追う苦しい試合展開となりました。後がなくなった終盤８回、先頭打者の渡邊君（商業科２年）の内野安打を皮切りに村上君（商業科３年）・松村君（普通科２年）の連続安打で一気に同点に追いつきました。９回裏の攻撃、一死満塁の好機を作ると、再び打席が回った村上君が試合を決める左中間適時打を放ち、サヨナラ勝利で決勝進出を決めました。

４月２７日に行われた決勝戦は、秋春の連覇を狙う花咲徳栄高校との対戦となりました。試合は互いに失点を許さない投手戦となり、本校の先発投手となった渡邊君（商業科２年）と、継投で７回から登板した主将の大髙君(普通科３年)を好守で盛り立てる試合運びとなりました。９回まで互いに無得点となり、０対０のまま延長戦へ突入。１０回タイブレークの攻防にて相手校に決勝点を許し、惜しくも０対１で敗れてしまいました。

埼玉２位として、５月３１日より群馬県で開催される春季関東大会への出場が決まりました。昨年果たした春季関東大会ベスト８を超える結果を残せるよう、選手たちは日々努力しています。浦実軟式野球部の活躍にこれからもご期待ください。

春季県大会結果

1回戦　浦和実21-0川口東（5回コールド）

2回戦　浦和実7-3伊奈学園総合

準決勝　浦和実5×-4慶應義塾志木

決勝　　浦和実0-1×花咲徳栄

準優勝により春季関東大会へ３年連続５回目の出場が決定