理事長メッセージ

Chairman's message
浦和実業学園中学校は、1946年(昭和21年)、九里總一郎先生によって創設された私塾を起源としています。以来、本校は先生の掲げた「実学に勤め徳を養う」という建学の精神のもと、教育に取り組んでまいりました。
「実学」教育とは、単なる知識の習得にとどまらず、実社会で役立つ学問を身につけることを目的とするものです。しかし、人間としての価値を高めるには、実学だけでなく、優しさや礼儀などを備えることも欠かせません。そこで本校では、「実学教育」とともに「徳育教育」を重視し、知と心の両面からバランスの取れた人間教育に力を注いでいます。
さらにその一環として、国際教育にも積極的に取り組んでいます。音楽、体育、美術といった実技科目では、ネイティブ教員によるイマージョン授業を行っており、ホームルームや部活動でも英語を自然に使う環境を整えています。また、4年次には、2週間のハワイ短期留学を実施し、単なる観光にとどまらない実践的な国際体験を通じて、真の国際人の育成を図っています。
実り多い青春時代を浦和実業学園中学校で過ごすことは、きっと皆さんの一生の財産となることでしょう。
学校法人 九里学園 理事長
久田 有